ひどい足のしびれと痛みがお悩みだったHさん。
病院での診断は
【脊柱管狭窄症】。
痛み止めとリハビリを続けていましたが、一向に回復しなかったため当院で鍼治療をうけることになりました。
Hさんが初めて来院されたときの様子は、
足のしびれがひどいため
自分で車の運転もできず、
料理の支度のために流し台の前に立っていることもできないほど
しびれと痛みがありました。
「ここが最後の砦なんです。
鍼でも治らなければどうすればいいのか・・・」
と絶望的な様子のHさんに
うつ伏せにベットに寝てもらい
腰椎の4番あたりを軽く押すと
「あっ! そこが痛いです!」
やはり脊柱管狭窄症の起こりやすい部分が反応していました。
しびれの治療のために、
足の神経が通っている箇所と
狭窄がおきている腰に鍼を打ち
鍼の先端にもぐさを乗せて火をつけます。
鍼を通して身体の深部まで
ポカポカ温かい熱がじんわりと浸透してきます。
「はぁ~ 気持ちいい・・・」
と呟くHさん。
治療が終わると
「しびれが半減してるみたい。
腰はスッキリしたし、
これまで感じたことがないほど
治療の効果を実感できます!」
と喜んで帰宅されました。
このHさん、次回の治療のときは
ご自分で車を運転してきて、
「ずっと続いていたしびれがなくなって運転も家事も出来るようになったんですよ!
ここに来て良かった!」
と大喜び。
3回の鍼治療で
しびれが完全になくなりました。
ピリピリとした痛みや
湿布を足の裏に貼っているような
違和感はしびれかもしれません。
しびれはなかなか取れないものですし、
脊柱管狭窄症などの原因でおこるしびれは治療しないと治りません。
しびれを長く放っておくと
原因が治ってもしびれだけが残る場合もあるので、早めの治療をおすすめします。