­前回 膝を痛めた時に

間違った治療をされたために

膝の症状が反って悪化してしまった患者さんの話を書きましたが、

今日はその続きです。

 

 

『治療1回目』

膝に炎症があるとおもったものの診察してみると炎症はなし。

ふくらはぎがカチカチに張っている。

 

『治療2回目』

前回に引き続き

固く張っているふくらはぎの 治療。

前回は灸頭針が温かく感じませんでしたが、

今回は灸頭針の温かさを感じるように変化してきました。

 

また膝の関節と膝全体に炎症がありました。

 

 

最初 膝を痛めた時に

膝がポンポンに腫れて炎症していたのですが、

病院では膝の炎症治療もせずに

ギブスで固定して過ごしたために

炎症が込もってしまい

表面にでてこなかったのです。

 

鍼灸治療をした結果

込もっていた膝の炎症が

表面にでてきたのです。

 

今日は膝の炎症治療もできたので、

膝の痛み自体は炎症の熱が取れれば楽になります。

 

『治療3回目』

膝の炎症の熱が半分ほどになり

「膝を曲げられるようになってきたんですよ。

ただ階段を下りるときがまだ怖いですけどね。」

 

『治療4回目』

膝の炎症がひきました。

「膝に力が入るようになって

階段の上り下りもできるようになりました。

ウォーキングも出来るのですが、走るときだけ膝に痛みが。」

 

膝の炎症は取れましたが、

ふくらはぎの一部だけがピンと張っていてなかなか弛みません。

その筋を指摘すると

「痛めた時にソコがビシッってなったところです。」

と言ってました。

 

膝が曲がらず階段の上り下りも出来なかったのが、

4回程の治療で最初のお悩みは解消しました。

 

さて念願のランニングはいつ出来るようにやるでしょうか?

 

次回に続きます。