数年前に肩の靭帯が切れてしまい、

手術しましたが何度もまた靭帯が切れるのを繰り返していた方が治療にみえました。

 

 

肩の状態ですが、

今も肩の靭帯が切れたまま。

 

 

毎週 リハビリでマッサージを続けていますが回復はありえないと宣告されてるそうです。

 

 

Yさんはピアノの先生で

ピアノを弾くのが大好きな素敵な女性ですが、

 

ピアノを弾いていると

肩が動かなくなり激痛がはしり、

痛み止めを毎日服用しながら過ごしていました。

 

 

好きなピアノをおもいっきり弾きたい!

との思いで諦めずに3年間リハビリをしてきたそうです。

 

 

鍼で切れた靭帯がくっつく訳がないので

どれほど改善するかわかりませんが、

鍼灸治療をしてみることにしました。

 

 

Yさんの肩は

筋肉と筋の区別がつかないほど

ガチガチに固まっている状態でした。

 

 

 

最初に肩周りのこりや筋肉の張りを

マッサージでほぐしますが、

Yさんの肩はどれだけマッサージをしても全然ほぐれる様子がありません。

 

 

しかたがないので鍼をして筋肉を弛めることに変更しました。

 

 

ガチガチの筋を見つけ出し、

灸頭針をして温めて筋肉の深部からほぐします。

 

次に骨に付着している靭帯の腱を弛めるために鍼で直接アプローチしました。

 

 

最後にマッサージをして

肩周りをほぐしてみると、

 

治療前より腕の動きがよくなりました。

 

「いままで何年もリハビリでマッサージをしてもらってましたが、

一度のマッサージでこんな肩が動くようになって痛みも軽くなったのは初めてですよ!」

 

 

Yさんの治療は始まったばかり、

今日は肩の動きの改善を解消しました。

 

鍼灸治療というのは、

治療した日よりも治療後2~3日のほうが

より回復してくるものなので

これからどう変化してくるのかまた次回ご報告します。