朝起きたら肘が痛くて動かせなくなっていたAさん。
もともと定期的に鍼治療をするために予約を入れている方で、
肘が動かせなくなった朝にも
ちょうど予約が入っていました。
そこで肘ついでに治療しました。
肘を診察してみると、
肘関節にひどい炎症があり
少し腫れてもいました。
炎症の治療の鍼は
炎症部分の筋膜ギリギリに
鍼先を当てる繊細な鍼をします。
この炎症の鍼をすると
関節の奥に籠った
熱を表面に出すことができるので
炎症が早く治ります。
Aさんも1回鍼をしただけで、
2~3日後からは
肘の痛みもなくなり
動かせるようになりました。
今日は一週後の
2回目の治療です。
最初と比べると
肘の腫れも治まり
肘の曲げ伸ばしも楽にできるようになりました。
ただまだ少し炎症が残っているのでもう一度鍼治療をして
完璧に肘の炎症をとります。
完全に炎症が治まるのに
3~4回ほどかかる感じがしました。
炎症は身体の様々な場所でおこります。
肘や膝で起きて痛みに悩んでいる方はとても沢山みえます。
手首や指の腱でおこると
腱鞘炎と呼ばれます。
肩やお尻の関節に炎症があると
ズキッとした痛みに
腕を挙上できなくなる人もいます。
一般的に炎症はなかなか見つけてもらい難く
治療も安静、冷却。
しか治療方法がないのですが、
当院では
珍しい炎症治療の鍼をしておりますので、
安静にすることなく
普段通り使いながら治療することが可能です。