鍼治療は何歳からできますか?
と質問されることがあるのですが、
生後半年ぐらいから
鍼を受ける子もいます。
【小児鍼】
と言って鍼は刺さずに、
皮膚刺激を与えて効果を得る治療です。
当院にもこんなご相談がありました。
「せっかくミルクを飲んでも
まるで噴水みたいに吐き上げてしまって・・・
どうしていいのかノイローゼになりそうなので、
鍼でなんとかならないでしょうか?」
もともと小児鍼は
関西方面ではよく行なわれている鍼ですし、
赤ちゃんの夜泣き、癇の虫などに効果があるのですが、
ミルクの吐き上げに効果があるのかはわからないですが・・・
とお話しして試しに小児鍼をすることになりました。
そして週末にご両親揃って
赤ちゃんを連れてみえて
小児鍼を行いました。
するとあんなに激しかった
吐き上げがピタリと止んで
ミルクが飲めるようになったとご報告がありました。
小児鍼は刺す鍼ではないので、
小さいお子さまや赤ちゃんにも最適です。
つま楊枝を束ねたもので代用できるので、
お子様とコミュニケーションをとりながら
代用のつま楊枝で刺激してあげてはいかがでしょうか?